読書 学問のすすめ 現代語訳

人生を豊かにする読書

【学問のすすめ　現代語訳】

一万円札でおなじみの福沢諭吉さん著書

かの有名な一節「天は人上に人を作らず」が有名な本作

とは言うものの、タイトルとその一節は知っていたが

もちろん読んだこと無いし、福沢諭吉といえば

皆が大好きな一万円札の肖像ってのと

ちょっと教養があれば「慶應義塾の創始者だっけ？」

程度しか知らないのでは無いでしょうか。

はてさて本書が書かれた時代背景としては

お侍さんが平気で「切り捨て御免」でちょっと粗相をした

農民なんかを切りつけても全然オッケーみたいな状態から

明治維新で近代国家を目指しましょ！ってなる訳だが

まずは「切り捨て御免」な不平等な状態から

身分差無く平等になるための

「天は人上に人を作らず」の思想を広め

そこから国家としていかに欧米列強に

キャッチアップしていくか・・

そのための国家と国民のあり方と

いかに国民に学をつけさせるか

壮大な内容ですが各章では現代でも

十分通用する教えがたくさん詰まっています。

その中でも、ただ勤めに出て給料をもらい

生計をたてているだけでは本当の独立とは言えない

つまり「ただ生きていく」だけになっていしまっている。

それでは「動物や虫と同じではないか」

この一節からすると現代サラリーマンは

オールアウトなんだが・・

企業に属し集団で事業活動する事で収入を得る事は

現代社会において重要な事ではあるが

一個人で世の中から収入を得ようとするならば

世の中から評価され、その対価で収入を得る

それこそが、本当の独立であり世の中が豊かになるという考え。

いきなり起業や独立だと言うわけには行かないが

世の中から直接収入を得る努力は非常に重要だと思いました。

こういったブログで自分の頭で考えた情報を発信する

それが世の中から評価され

いずれ収入につながるのでないでしょうか。

その他にも、現代の閉塞感を打ち破る

たくさんの教えが詰まった本書

さすが諭吉さん一万円札になるわけだわ！

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