気になる日記

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自動車の自動運転はどうなる

自動車の自動運転はどうなるのか

 

現在、米 英 独 日において自動運転技術が民間企業よって開発中で各国政府の法令整備と並行して行われている。

 

以下は国土交通省のまとめた各国の動向

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/douro/dai9/siryou3.pdf

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現時点での法律的な流れを簡単に言うと

車両には運転者がいなければならない、その運転者が「適切にかつ慎重に運転しなければならない」となっている

つまり自動運転に関しては運転者が乗車している前提で機械側で運転サポートをする位しか認められない。

 

ではでは、各民間企業の自動運転に関するビジョンはどうなっているのか。

英、独、日の各自動車メーカーについては現時点の法令に沿って開発しており

運転者が常に乗車し自動走行中に何らかの判断が必要なときは人間が運転を行えるよう、ハンドルやアクセル、ブレーキなどが装備されている現状の車両と同じようなクルマである。

 

では米はというと、自動運転技術で先行しているのがgoogleだ、もはや自動車メーカーではなく掲げているビジョンも「完全自動運転」である。

 

自動車メーカーは法令に沿って開発をすすめ

自動車メーカーではないgoogleは法令を気にせず、まだ法整備もされていない完全自動運転を目指して開発をしている。

 

googleは政府の指針などを飛び越して完全自動運転を目指している、この志の高さこそ革新的な技術を生むのだと思う。

 

確かに自動車は各国の厳しい法令基準に沿って開発しなければならない

私自信も自動車開発に携わった経験があるので、各国の仕向に合わせて同じ部品をいくつも設計をした。

これは各国が安全なクルマを作るため、つまり事故が起きたときに人間を守るために考えられた基準である。

もっと言うと「人間が運転する以上、事故は必ず起きる」という考えで実際に起きた事故から対策として法整備が進められたと言うことだと思う。

 

とても人間らしい考えと行動であると思うが、

このような考え方を示す政府と一緒になって開発している自動車メーカーでは自動運転チックな車両しかできないのではないかと思う。

 

自動化というのは、人間を排除することが重要であり人間と機械の共存とうい考え方は逆に危険だと思う。

機械と人間が同じ空間で作業する場合

機械は間違えない、人間は間違える

その時ダメージを受けるのは人間である。

 

ならいっその事、人間は手を出さず全てを機械におまかせの方が安全だと思う。

 

googleの考え方のほうが自動化には当たり前の考え方であり、最後には必ず勝つような気がする。

 

便利なものが世界を席巻するのに大した時間はかからないから、自動車もいずれgoogleがプラットフォームとなり自動車メーカーは車両を提供するだけみたいな時代が来るんじゃないでしょうか。

だって革命的に便利なもができたらみんな使いたいでしょ!